top of page
  • 執筆者の写真dousuru3

大局的あるいは相対的な視点

早く海洋に流したほうがいいという意見の背景にあるもの(当サイト管理人の見聞より)。


  • 廃炉の道のりは長く、より深刻な汚染が心配される工程も控えているので、希釈すれば流し得るものの維持と管理に、これ以上のコストと手間はかけられない(広大な敷地に広がるタンクを全て管理し続ける膨大な作業量と人件費→数字は?)。

  • すでに世界の海には、かなりのトリチウムが流されており、何も影響は出ていない(証拠は?)

  • 福一から希釈して流すものは累計しても、相対的に見れば非常に少ない量であり、問題にならない。

  • 特に汚れている水は後回し。保管する水の総量を減らすためにも、(トリチウム以外の)浄化が終わっている、法的基準を満たす水であれば、流していいのではないか。

  • 人為的な自然界の放射能汚染には、過去の核実験などもあり、その影響は今回の件と比較して桁違いに大きい。その規模感の違いを踏まえた上での議論が必要ではないか。

  • 地震や津波、台風や高潮など、新たな天災によって現状のタンクが破損し、浄化が中途半端なまま貯蔵している危険な汚染水が自然界に出てしまう可能性もある。急がないと危ない。(より内陸に、より丈夫なタンクを新設して、移し替える案もあり)

閲覧数:18回0件のコメント

最新記事

すべて表示

科学的に安全であるのなら、なぜ流せないのか

それでもなお残る不安とは何か。 年齢や背景(文系・理系など)に関わらず誰にでも分かりやすい説明は。 時間がない人でも誰でもひと目で理解できる「見える化」は可能か→動画などビジュアルを活用。 そもそも、どのような科学者たちが、どのような根拠で、「薄めたトリチウム水なら海に流しても問題ない」と主張しているのか、顔や内容が一般の人には具体的に見えていない。科学者の言葉が伝わりにくいのであれば、今こそサイ

多方面への影響を勘案する

経産省が2020年4月から「関係者の御意見を伺う会」を不定期開催している。以下、第1回から順番に動画視聴メモを残す。

汚染水は増え続ける?

そもそも論として、水冷を続けるから、汚染水は増える。 地下水流入を防ぐ凍土壁の改善、または別の壁を検討。あるいは、水を汚す汚染源を可能な限り除去する。それが無理なら…… もう水冷を諦めたらどうか。 チェルノブイリのように石棺にする選択肢はないのか。 石棺説の問題点は。コストや廃炉工程の比較は。どちらがより現実的か。 ※反対意見が少なくなかった凍土壁でもそうだが、いったん決めると戻るのは容易ではない

記事: Blog2_Post
bottom of page